前回アルテフルート教則本に書かれている注意書きを引用しました。
これらの装飾音は演奏家にある程度までまかせているのだから、曲のムードにいちばんふさわしいものを選ぶことがたいせつである。
出典 フルート教則本第2巻 日田井洵著 日本フルートクラブ版
今回はトリルを曲のムードに合わせて演奏できるように考えてみました。
23課1番は反発トリルの練習。
変え指を確認して、どんな曲想にしよう
練習しているとウィーンフィルハーモニーのニューイヤーコンサートが浮かんできたので
ヨハン・シュトラウスの曲だと思って吹いてみました。
ヨハン・シュトラウスだと思って吹くと不思議なことに
楽しくなってきます。
トリルも曲に合わせてスピーディーになった
というよりも曲のイメージに合うように吹けたかも。
曲のイメージってトリルを練習する時に心がけるようにしよう。
アルテフルート教則本第Ⅱ巻 23課 1番