無伴奏のフルートを演奏しているときって
物語を朗読している人に似ているなと
思います。
ひとりで主人公とその脇役
男性と女性
大人と子ども
など声色や間合いなどを変えながら
物語を読み進めていきますが
上手な読み手だと
一気に物語の世界に引き込まれます。
フュルステナウの音の花束の15番の録音を聴いての感想は
フレーズに色(変化)がないということです。
フレーズのひとつひとつを
物語の登場人物だと思って
どのような変化で吹いたら良いか
考えて吹きます。
24のエチュード作品125 音の花束15番/フュルステナウ