活きたフレーズを演奏するために

エチュードを練習する時はいつもメトロノームを使っています。

譜読みが終わって曲に慣れてきていつも思う事は

「メトロノームみたいな機械的な音楽になっている」

ということ。

なので今回のフュルステナウのエチュードの3番の目標は


「脱メトロノームみたいな演奏」

です。

フュルステナウのエチュードは全体的にカデンツァのような感じ

なので

フレージングを自由に演奏する勉強にはとても適しているかも。

音楽が進んでいる時はテンポも向かっていく

フレーズの終わりはテンポも納める。

テンポの揺れについて調べてみると

こういうのを「アゴーギク」Agogik

というらしい。

録音を聴いてみると、「うまくいったかな」

というところもあって手応えあり。

このエチュードで「アゴーギク」について考えてみよう。


24のエチュード作品125 音の花束3番/フュルステナウ

フルステナウ: 音の花束 Op.125/モイーズ編/ルデュック社/フルート教本