フォーレの代表曲の一つ
夢のあとに
この原曲は歌とピアノですが色んな楽器に編曲されています。
僕がこの曲を知ったきっかけは工藤重典さんのCD
普段一人で練習していると音程がいい加減になっているなと思う事が良くあり
夏だと知らず知らずに音程があがり冬だとその逆で低くなります。
いつも練習に伴奏がついているといいのですが、そうもいかないので伴奏音源を使って音程を確かめたりしています。
オススメの曲はフォーレのコンクールよう小品
この曲はシンプルで音域も高音から低音まで出てくるので、伴奏音源と合わせて音程を確認する練習にもピッタリの曲で
旋律も綺麗ですが、伴奏と合わせると綺麗さが2倍増し。
コンクール用小品 ガブリエル・フォーレ ピアノ伴奏
コンクール用小品 ガブリエル・フォーレ (フルートとピアノ)
コンクール用小品はタイトルの通りパリ音楽院のフルート科の初見の課題として作られたようです。
現在出版されている楽譜は原曲より長くなって(曲中のリピート)いるようです。今回は原曲の長さで演奏しました。
演奏時間は1分40秒と短いですが、この短い時間のなかにフォーレの美しさがたっぷりと詰まった作品で
曲名も「コンクール用小品」としたことで曲のイメージは聴き手に任されています。これが「夕日に」なんてタイトルがついたらイメージが夕日に固定されてしまいます。
懐かしい
やすらぎ
慰め
など聴く人や季節によってイメージが変化していく
そんな素敵な曲です。
コンクール用小品 ガブリエル・フォーレ