フォーレの代表曲の一つ
夢のあとに
この原曲は歌とピアノですが色んな楽器に編曲されています。
僕がこの曲を知ったきっかけは工藤重典さんのCD
コンクール用小品はタイトルの通りパリ音楽院のフルート科の初見の課題として作られたようです。
現在出版されている楽譜は原曲より長くなって(曲中のリピート)いるようです。今回は原曲の長さで演奏しました。
演奏時間は1分40秒と短いですが、この短い時間のなかにフォーレの美しさがたっぷりと詰まった作品で
曲名も「コンクール用小品」としたことで曲のイメージは聴き手に任されています。これが「夕日に」なんてタイトルがついたらイメージが夕日に固定されてしまいます。
懐かしい
やすらぎ
慰め
など聴く人や季節によってイメージが変化していく
そんな素敵な曲です。
コンクール用小品 ガブリエル・フォーレ