当時の楽器でグランドポロネーズ:ベームを聴く

テオバルト・ベームのグランドポロネーズニ長調 Op・16を少しずつ練習しています。

テオバルト・ベームはベーム式フルートという現在使われているフルートの形を完成させた人で

このグランドポロネーズはフルートの技巧的な曲として知られています。

以前から持っているCDに加えてこの曲が収録されているCDをamazonで注文しましたが

レイチェル・ブラウンというフルートのCDが「あれなんかちがうぞ」という感じ

ブックレットが英語しかなく苦手な英語で読んでみると

グランドポロネーズ ニ長調Op.16のオリジナルバージョンだということ

いつも聴いてたのはオリジナルバージョンよりも短くなっているんですね。

そして使われているフルートがルーダル・ローズというイギリスの1845年のフルートだそうです。

間違っているといけないのでブックレットの英文を載せておきます。

Rudall & Rose, London c.1845,cocus wood ring-keyed 1832 Boehm-system flute

という事はこのCDはグランドポロネーズが作曲された当時の楽器で演奏されている訳ですね。

なんか今のフルートの演奏と全然違います。ピアノの響きも面白い。というかかわいい?

いつも聴いているフレーズより長くなっているフレーズがおしゃれでオリジナルバージョンいいかも

しばらくじっくり聴いてみます。

Rachel Brown Performs Schubert & Boehm